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製品・技術

血液バッグ製袋機

■輸血用の血液を採血し,保存するためのプラスティックス袋製袋機です。PVCが主流で,ガラスに比べて軽くて壊れにくく,採血や保管に便利であるが,プラスティックスの可塑剤などが血液中に溶出問題があるが、血液保管ではPVCは必須容器となっている。血液バッグは、世界市場の採血製品では色々の組み合わせ使用方法が開発されている。従ってその工法も多岐にわたるが、本装置は5種のバッグの金型を替えることで品目毎に多量生産を無人で出来るように設計されている。
■血液バッグ製袋機の工法
本プラントは、T台製造で出来た2本のPVCロールフィルムとPVC回路・メンブレンポート・ブレーカブルポート等の原資材を所定のロールハンガーやホッパーに定量的に供給すれば、機械は全自動で動き、人 の手に触れる事なく、無人で製品が衛生的に出来る。主な工程は、次の様になっている。
■本血液バッグ製袋機の特徴
輸液バッグの製袋/充填機と同じ設計思想とし、H.F.を除きほぼオールステンレス製で贅沢に仕上げます。微粒子が入り込まないように最新の技術と原資材の洗浄装置を組み込んでいます。
主な特徴は次の通りです。
1・小さいスペースで血液バッグが、汚染源となる人の関与無しで全自動で生産できます。
2・PVCの回路の供給は、ロールチューブからの切り出し装着としてます。
3・ロールフィルムやブレーカブルポート・メンブランポートはサブホッパーに定期的に御供給ください。
4・ロールフィルムや供給ポートには、静電除去機が付いています。
5・最初の製品品目をコンピューターに打ち込めば自動型替えをします。金型は指示に従って交換してください。
6・装置は、安全カバーとクリーン度の維持兼用の安全のリミットスイッチ付きの分厚いポリカーボーネーター板で覆われており、トラブル時に安全カバーを開ければ安全の為に装置が停止します。
7・機械は、フェールセーフ設計とプールフルール設計となっております。
8・全機械は床から150mm高く設計されており、ラミナーフローの循環と床掃除がしやすく設計されています。
9・制御盤も研磨されたステンレス製で衛生的でアルコール消毒が可能で2次汚染が防止できます。
10・操作盤は、多角度の回転付きのボックスに収納され、液晶盤で操作できます。
11・ご希望あれば画像診断装置やデターロガ等のリモートメンテナンスサービスも可能です。
12・血液バッグ間の回路セットを使用したセット製造機や血液凝固防止剤等の薬液調整充填や真空集合包装機・滅菌機や自動函詰機の業務も可能です。

■本プラントは、T台製造で出来た2本のPVCロールフィルムとPVC回路・メンブレンポート・ブレーカブルポート等の原資材を所定のロールハンガーやホッパーに定量的に供給すれば、機械は全自動で動き、人の手に触れる事なく、無人で製品が衛生的に出来る。主な工程は、次の様になっている。
a・PVC回路はあらかじめ所定寸法に切断しPVCパーツを供給する方法もとれます。
b・血液バッグセット品を同時に製造する事も可能です。

血液バッグ製袋機の主な仕様

参考資料

インタメディック株式会社取扱製品カタログ 
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